CJ-U やわたはまレースレポート。

大会名:Coupe du Japon CJ-U UCI-class1 #2 やわたはま国際MTBレース2016

期日:5月15日(日)

場所:愛媛県八幡浜市/市民スポーツパーク

天候:晴れ(ドライ)一部セミウェット

周回数:7周(4.3km×7周=30.10km)

順位:35位(60名出走/14名完走) −3Lap

心拍:MAX174 AV162

 

バイク:S-Woks Epic Carbon WC Mサイズ

フォーク:RockShox/SID WC 29 Bain 95mm travel (120psi)

リアショックユニット:FOX/Specializd remote Mini-Brain(180psi)

メインコンポーネント:SHIMANO XT

ホイール:PAX PROJECT

タイヤ :(F) A.DUGAST Fast Bird52 1.8ber (R)A.DUGAST Fast Bird52 1.8ber

グリップ:ESI Grips/Racer's Edge Grip (ブラック)

シューズ:SIDI/DRAKO(ブラック)

ヘルメット:OGK/ZENARD(ポイントマットグリーン)

グローブ:OGK/PRG-5(ライトブルー)

 

コースプロフィール

コース前半は例年と変わらず、スタート地点のグラウンドから横移動のつづらのシングルトラックを何度もこなし、最後に短い登坂が2回あり前半は終わり。

グラウンドに一度戻り名物「桜坂」と言われる坂を登った後から例年とコースが大きく変わり、多量の木の根がある「ゴジラの背中」に向け、以前のコースを短縮するように急登坂を繰り返す。

根っこが続くセクションを越えまた急登坂があり、ドロップオフやバンクをこなして1周するレイアウト。コース自体が短縮され急登坂が増えている。1周のラップは14分台の予想。

 

レースレポート

前レースから大会当日までの12日間は、練習をするのは勿論だがそれ以上に体の回復を図ることが最優先事項。

それが出来なければまたレースどころではなくなってしまう。

なのでストレッチ、マッサージ、交代浴など血流を良くしいつも以上に念入りに行っていった。

その甲斐あって前日の試走では今までとは比ではないほど走れる状態であり、少々強度を上げたがそれ以上に走れる喜びを感じれて精神面も良いので問題は無し。

 

レース当日は晴れ。

スタートは2列目に並び13時30分にスタートした。

スタートの号砲が「15秒前」のコールから1、2秒しか間が空いてなく、それ自体は問題ないことだがペダルキャッチをミスしてしまいダッシュに失敗してしまう。

それにより先頭集団に入ることができず、10番台前半でシングルに入っていく。

足に疲れは見られない。少しペースが例年より早く感じるが問題はないペース。

だがグラウンドに戻ってくる直前の、路面が滑りやすい急登坂でミスをしてしまい前と離れてしまう。

そこからは急登坂でバイクを進ませることが出来ていない。ゴジラの背中もリズムが悪い。

 

f:id:mjun-1110:20160517230211j:image

Photo by Hiroki Miyata

 

リズムを整えられないまま1周が終わったが先頭から2分離れている。

このままでは80%ルールにより4周目辺りで切られてしまう。完走が目的で走っていないので「何をしているのだろう」という気持ちが溢れているが上手くいかない。

前日はフルサスとチューブラタイヤの組み合わせによりあんなにも気持ち良く走っていたのでなおさら感じてしまう。

 

2周目、3周目と後ろから上がってきた選手に抜かされてしまい、というより自分が落ちている。

こんなにも自分は下手だったか?と感じてしまうがどうしようも出来ない。

 

f:id:mjun-1110:20160517230151j:image

Photo by Hiroki Miyata

 

そんな状態でも老若男女たくさんの応援がコース脇から聞こえてくる。前と何秒!先頭と何分!などの情報も言ってくれている。

4周目は少し持ち直したが挽回する間もなくカットされてしまう。

 

体は回復していた。それは自分でやれることをこの12日間で行ったことにより良い方向に進んだので、そこはこのレースでの収穫。

しかし走りのミスなどによりそれを生かすことが出来なく、結果に繋げならなければこの収穫も意味をなさない。

大事なレースを落としてしまったがまたすぐ次のレースがやってくる。

良くない流れを断ち切るためには特別なことではなく、今やれることをしっかりとこなすことなので早く体を戻せるようにします。

 

CJ-1びわこ高島ステージレースレポート

大会名:Coupe du Japon CJ-1 #1 びわこ高島ステージ

期日:5月3日(火)

場所:滋賀県高島市/朽木スキー場

天候:曇り(ドライ)

周回数:7周(3.62km×7周=25.34km)

順位:DNF(66名出走/13名完走)

心拍:MAX168 AV149

 

バイク:S-Woks Epic Carbon WC Mサイズ

フォーク:RockShox/SID WC 29 Bain 95mm travel (120psi)

リアショックユニット:FOX/Specializd remote Mini-Brain(170psi)

メインコンポーネント:SHIMANO XT

ホイール:PAX PROJECT

タイヤ :(F) A.DUGAST Fast Bird52 1.8ber (R)A.DUGAST Fast Bird52 1.8ber

グリップ:ESI Grips/Racer's Edge Grip (ブラック)

シューズ:SIDI/DRAKO

ヘルメット:OGK/ZENARD(ポイントマットグリーン)

グローブ:OGK/PRG-5

 

コースプロフィール

スタート地点から最高地点の頂上まで砂利の路面とシングル区間を含みながら一気に登り、頂上からはタイトなコーナーが続くシングルをこなして一気に下り、折り返すように2回登り下りを繰り返し1周するレイアウト。

下りは砂利が浮いている箇所が多くハンドルが取られやすいので気をつけなければいけない。

 

レースレポート

やっと。やっとシーズンがやってきた。

レースを走りたい。あの緊張感の中ゴールを目指していく刺激的で興奮するレースがしたいという気持ちが溜まりに溜まっていた。

しかしその気持ちとは反比例するかのようにここ最近足の状況は思わしくない。

 

今回が自分にとっての開幕戦で、これまでレースをこなしていないのでキツイ展開になるのは走る前から想定はできていた。

前日の試走でも周りは1周何分なのか、ということがとても気にかかり、普段調子が良ければタイムはそこまで気にならないので精神的にも良いとは言えない状態。

 

レース当日の会場はかなりの強風。

まともに立っていられないような風が吹くこともあるくらいだ。

それもこの風が登り区間全て向かい風というなんとも言えない光景。

そのような状況の中スタートは1列目に並び足と周りの様子を見るようにスタートしていく。

f:id:mjun-1110:20160504152944j:image

Photo by 服部先生

 

登りの区間に入ったら向かい風により見事に1列棒状になり自分は10番手くらいで登っていった。だがこの登りの区間に入る前、スタートした瞬間から足が疲れている動かないと感じてしまっていた。

だがレースは始まっているので登っていくがまともに前に進まない。風の影響だ。

突風が吹くたびに選手たちが足をつくかバイクが真横を向いてしまうか、思わず笑ってしまうような状況であった。

実際には笑っていられる状況ではなく、本当に足が動かない。

呼吸器系はとても余裕がありなおかつ頭も落ち着いているので、冷静にリズムを作りそれを崩さないように走ろうとするが全く意味をなさない。

レースなのに悪い意味で落ち着いているので色々と考えれてしまう。順位は落ちていく一方。ここまで良いところはない。

その状態で2周目に入り回復までとはいかないが少しは立て直せるように、踏まずに足を回して無心で一定のリズムを心がけるが、フロント32Tでもギアが重く感じ進ませることができない。

3周目も同じ状態。下りでは何やってんだと思わず声に出してしまっていた。ほんの少しでも何かとっかかりか希望の兆しが見えたら良いのだがそれも全くない。

まだ3周目なのに50分以上掛かっていた。

これ以上走っても悪影響しかないのでレースを途中で降りることに。

 

メカトラブルはあっても自分からレースを降りるのはレースを始めて7シーズン目で初めてのこと。

周りの応援、サポートがあるのに何をやっているのだろうという気持ちと申し訳ない気持ちしかない。

悪い流れに飲み込まれそうだがここまで落ちたら上がることしかないとポジティブにいき、来週の八幡浜では全快の全開で走れるようにするだけ。

こんなレースをしてしまいましたがレース中はたくさんの応援があり本当に有難く嬉しかったです。

次戦も是非応援よろしくお願いします。