スイスカップinアンダーマットレースレポート

大会名:PROFFIX Swiss Bike Cup
期日:6月25日(日)
場所:スイス/アンダーマット
天候:晴れ(ドライ、一部ウェット)
周回数:9周(3.4km×9周=30.6km)
時間:1時間11分23秒
順位:19位(20名出走/16名完走) -2Lap
心拍:MAX166 AV158
パワー:NP294w

1周目 9分45秒 MAX166 AV156 NP359w
2周目 10分24秒 MAX166 AV159 NP284w
3周目 10分30秒 MAX165 AV157 NP274w
4周目 10分11秒 MAX166 AV159 NP286w
5周目 10分9秒 MAX166 AV160 NP285w
6周目 10分15秒 MAX165 AV159 NP283w
7周目 10分34秒 MAX164 AV158 NP273w

バイク:S-Woks Epic Carbon WC Mサイズ
フォーク:RockShox/SID WC 29 Bain 95mm travel (110psi)
リアショックユニット:FOX/Specializd remote Mini-Brain(180psi)
メインコンポーネント:SHIMANO XT
タイヤ :(F) Specializd FASTTRAK 1.6ber
(R)Specializd FASTTRAK 1.6ber
ヘルメット:OGKKABUTO/ZENARD(アクトイエロー)
グローブ:OGKKABUTO/PRG-5(イエロー)

レースレポート
UCIポイントが獲れる最後のレース。
ここアンダーマットは標高約1450m付近にあり、普段レースが行われる富士見パノラマよりまだ標高が高いところである。
天気が良ければ景色は最高で、ロード、トレイル共に走る所も多く、合宿をするのには打ってつけの場所だと思う。
ロープウェイを使えば3000m近くまで行くことも出来、周りにはゴルフ場があり、避暑地でもあるここアンダーマット。
話しがそれたがとても良い場所であるのは間違いない。

そんなアンダーマットでレースが行われるのは初になるらしく、コースも新規で作ってあった。
主にコースは平坦な箇所が多く、登りは斜度が急な登りが2回あるだけだが、人工セクションも多く、小さな滝を2回横断したり、ボブスレーのスタートの練習場を通ったりと、アスファルト区間が多いが飽きないコースになっていた。
だが全体を通してスピードがかなり出るのと、コース自体も短いことにより1周は9分台になると予想された。
今回もW杯で上位に入る選手が出場しているが、以前より人数が少ない事で、より自分にチャンスが多くUCIのポイントを獲るにはここしかないといったところ。
カテゴリーはclass1になるので15位までポイントが得られる。
レース当日の昼前まで雨が降っていたが、急に晴れた事と風が強いことでコースは一気に乾いてきた。

15位以内、先ずはそこを目標にスタートした。
だが気合いが入り過ぎた事によりこちらに来て初めてペダルキャッチをミスし最後尾からのスタートとなった。
自分で起こすミスというもの程虚しいものはないが、致命的なダメージに成り得るので気をつけたい。
スタート直後には短いジープロードの登りがあることで少しだけ前に入る事が出来、この時点で足は悪くないと感じる。
15番前後でレースは進むが、セクション一つ一つで微妙に前と離れてしまう。
そして斜度が急なところでは足がかなり動かない。

f:id:mjun-1110:20170626064734j:imagePhoto by Raffaela Milani
調子は良いのだが動かないのだ。
だが動かなければ調子どうこうではないのだが、それ以外でも少しずつ前と離され1人1人と抜かされてしまう。
ここも今の自分にとって足りないところである。
たった一つのセクションだが、それが増えるといつの間にか差になっている。
この一つをしっかりと前に着いていければまた次のグループが見えてくる。

1周目を終え先頭とは1分弱の差。
この後の2周目3周目がリズムが悪く自分でもかなり走れていないと感じ、それがラップタイムにも表れている。
調子は良く足は漕げるのに今までと同じ感覚で走っているのでギアが必要以上に軽い状態で、トルクがかからずスピードに変えられていない。
差は開いてしまうが1周が短い事でそこまで開かないので目標を立てやすい。

4周目辺りで時間差で後ろからスタートしたU23の選手に数人抜かれて、良くも悪くも後ろに着いて走りを少し見る事が出来た。
レース中盤で牽制している状態であったが、遅いところはやたらと遅く、登りがやたらと速いのだ。
斜度が急な箇所はお構いなく踏んでいて、シングルに前で入る為と揺さぶりによりその状態になっていると思われる。
あっという間に離されてしまったがここから走りにリズムが生まれ、ラップタイムも上げ始める事が出来た。
自分も踏める箇所は思いっ切り踏んだりと、今までにはない走りをするが予想以上に良い感覚である。

f:id:mjun-1110:20170626064841j:imagePhoto by Raffaela Milani
抑える必要など何もないのだ。
言い聞かす様にそこからは集中して走る事が出来、今までのレースで1番走れたが追い上げが通用するレースではなく、80%ルールにより8周目に入る事が出来ずにレースを降りる事になった。

レース毎に調子を上げれて、ヨーロッパのレースというものを体感する事により少しずつ走れるようになってきた。
しかし完走する事もUCIポイントを得る事が出来ないということの現状を突き付けられた。
だが現状を知る事が出来、今回初めてコースをに遊ばれる事なく走り、集中して走るという意味を体感出来たのは大きい。
次戦は7月23日の全日本選手権
今回の走りを日本で見せれるよう練習していきます。
応援ありがとうございました。