第30回全日本選手権レースレポート

大会名:第30回全日本マウンテンバイク選手権
期日:7月23日(日)
場所:長野県諏訪郡富士見町/富士見パノラマリゾート
天候:曇り後小雨(セミウェット)
周回数:6周(4.46km×6周=29.76km)
時間:1時間46分27秒
順位:16位(81名出走/27名完走) +10分46秒
心拍:MAX177 AV165
パワー:NP262w

1周目 16分27秒 MAX171 AV164 NP338w
2周目 17分18秒 MAX177 AV167 NP262w
3周目 17分22秒 MAX171 AV166 NP263w
4周目 17分28秒 MAX172 AV165 NP263w
5周目 18分19秒 MAX171 AV165 NP248w
6周目 19分30秒 MAX170 AV161 NP224w

バイク:S-Woks Epic Carbon WC Mサイズ
フォーク:RockShox/SID WC 29 Bain 95mm travel (110psi)
リアショックユニット:FOX/Specializd remote Mini-Brain(180psi)
メインコンポーネント:SHIMANO XT
タイヤ :(F) Specializd FASTTRAK 1.7ber
(R)Specializd FASTTRAK 1.7ber
ヘルメット:OGKKABUTO/ZENARD(アクトイエロー)
グローブ:OGKKABUTO/PRG-5(レッド)

レースレポート
スイスに遠征した理由は色々とあるが、この全日本の為にしたのも一つ。
現状を、ただずっと走ってしまっている事や気持ちの面など変えたい気持ちが多かったが、遠征をしてみて、レース中であったりそれ以外では一つのレースに向けてどうしていくのかといった事が自分の中で実際に経験し変わっていった。
これはまた別の機会に書こうと思う。
遠征から帰って来てからは疲労が一気に出てしまった事により練習はほぼサイクリングレベルかそれより少し速いかくらいの練習しかする事が出来なかった。
それは承知の上であったがやはり全日本前、不安は大きく焦る気持ちもあるのだが、遠征では3週連続レースを走り良い練習も出来たのでその内容を思い出し気持ちを落ち着かせる事が多かった。

レース前日の試走では最初はこれは足の状態が良くない、固い、という感覚だったが負荷を掛け周回を重ねることで足を解したら段々と良くなり、良い状態にする事が出来たので一安心。
スポーツアロママッサージも受け血流を良くしてもらい、選手として走る以上当たり前の事だがやれる事はやり後は走るのみという気持ちにする事が出来た。
前日の夕立からレース当日まで小雨が降り続き、コースコンディションは完全ドライから滑りやすいセミウェットに変貌した。
富士見のコース自体は土質によりかなりの雨量にならなければ泥々になる事はなく、滑ってしまい登れない箇所もないのでタイヤは普段通りのFasttrakで行くことに。
足は軽い。
3本ローラーでのアップでも良く動く。
ここまできたからには自分を疑わずやれるだけやるのみ。

沢山の応援を受けスタートラインに立った。
位置は2列目中央。
合図と共にスタート出来たが若干詰まったことによりもう一段スピードが上げられず少し集団に埋もれてしまう。

f:id:mjun-1110:20170725224104j:imagePhoto  by Hidehiro Ito

後にデータを見たが1番パワーが出るスタートでもワットはかなり低かった。
1周目は必ず先頭グループが出来るのでその中でレースを展開したいとスタートしたが、最初からつまづいてしまう。
ここから追い上げれば良いだけだと言い聞かせてはいるが最初のつまづきは大きい。
その後道が広がる登り区間に入ったらペースを上げていく。
フィード区間の後はつづら登りになっているので先頭との差が見えるがこの時点でかなり差が開いていた。
1周を終えた時には先頭と約1分の差。
12位で2周目に入る。

こんな走りではいけないと登り区間で抜かしにかかるがその後差を広げたり前のパックに追いつく事が出来ない。
下りは短く差が出るような箇所は殆どないので、滑りやすい場所を覚えて細かいミスや転倒をしないように気をつけた。

f:id:mjun-1110:20170725224141j:imagePhoto  by Hidehiro Ito
大岩を時計周りに回るセクションは乗車してクリアしたがあまり速くこなす事が出来なかったので3周目から担ぎに変更。
毎周担ぐ事により足には違ったダメージがくる。

3周目、4周目と順位は変わらずいたが、今自分の中の走りのポイントの「血流」を意識出来ていた事で普段より幾分足の状態もよく走る事が出来た。

だが5周目に落ち着いているつもりだが呼吸も上がった中で下りで同じラインに入る事が出来なかったことにより転倒してしまった。
ラストラップの6周目は身体に力が入らなくなってしまいただ漕いでいる状態。
抜かされても何も出来ない。

f:id:mjun-1110:20170725224027j:image
Photo by Hidehiro Ito
何も出来ないままゴールを向かえ、16位でゴール。

何一つ目標を達成する事が出来ず、辛い結果にしてしまった。
たが全日本選手権は年に一度。
やり直してまた臨もうと思う。
沢山の応援本当にありがとうございました。