2018全日本選手権レースレポート

大会名:第31回全日本マウンテンバイク選手権大会
期日:7月22日(日)
場所:長野県諏訪郡富士見町/富士見パノラマリゾート
天候: 晴れ(ドライ)
周回数:4周(4.53km×4周=18.12km)
時間:1:12:30 +10:44
順位:27位(71名出走/40名完走)
心拍:MAXー AVー
パワー:NPーw MAXーw

1周目 17分2秒 MAXー AVー NPー
2周目 17分54秒 MAXー AVー NPー
3周目 18分37秒 MAXー AVー NPー
4周目 18分55秒 MAXー AVー NPー

バイク:S-Woks Epic Carbon WC Mサイズ
フォーク:RockShox/SID WC 29 Bain 95mm travel (110psi)
リアショックユニット:FOX/Specializd remote Mini-Brain(180psi)
メインコンポーネント:SHIMANO XT
タイヤ :(F) Specializd FASTTRAK 1.7ber
(R)Specializd FASTTRAK 1.7ber
ヘルメット:OGKKABUTO/ZENARD(アクトイエロー)
グローブ:OGKKABUTO/PRG-5(イエロー)

レースレポート
選手生活最後となる今大会。

日本全土が熱帯となっていて、通常ならばレース自体中止となる可能性があるくらいの暑さになっていた。
しかし住んでいる松本市に比べれば標高も400m近く高く、風が吹けば涼しいので考えていたよりかは幾分涼しいのは幸いである。
だが暑いことには変わりはない。
レース自体もエリートは周回数が4周になり、普段より30分くらい短い設定となる。

ここ最近の練習では、MAXのパワーがかなり低くなっていて、以前は少し踏むと自分の基準となる1000wは越えていたがここ最近はしっかりと踏まなければ1000wを越えなくなっていて、上限が低くなってしまっていた。
なのでレースのスタートは中程になるので、そこから抜け出すには踏む回数が増えるのだが、それが今の自分には少しキツイ。

そしてスタートは5列目中央。
直前まで熱が身体にこもらないように水をかけ冷やし、日傘も差してもらっているのでそこまで暑さを感じず待つことが出来た。
定刻通り14時半にレースはスタート。

f:id:mjun-1110:20180724094040j:plain
Photo by Hidehiro Ito

何度か詰まりながら最初のジープロードを上がっていき、序盤は久しぶりに煙いというくらい砂埃が舞っている。
呼吸は苦しくないのだが、周りのペースに合わせてしまい下りも登りも自分の良いリズムを掴めていない。
1周目はリズムとかペース関係なく前に出るということは当たり前だが、練習で出来ていないことはレースでも出来なく、パンチのある走りが出来ずにいた。
その中でもコース最上部の直登は距離は短いが凸凹が多く、路面に弾かれながらでも一気にいけば良いがそれが出来ないので淡々と追い込んでいく。

1周目はあっという間に終わり、21位で2周目に。
コース上どこを走っていても熱い沢山の声援があり、これは本当に嬉しかったです。
登りで少し自分のペースが落ちているのを感じるが、まだ体に力は入るので今出せる力を出し続けていく。
フィードでは毎周キンキンに冷やしている掛水を貰えることで、熱に対しては対処することが出来ていた。

テクニカルな箇所もなくそこで差がつくということもなく、単純に登りでの力勝負のコースなのでずっとキツイ。
周りも同じように呼吸が乱れている。

f:id:mjun-1110:20180724101700j:plain
Photo by Noriyasu Kato

3周目に入ってからかなり足に力が入らなくなり、ここからよりキツさが増してきた。
応援のおかげで気持ちを切らさず走れているが、なかったら気持ちは切れていただろう。

f:id:mjun-1110:20180724102233j:plain
Photo by Hidehiro Ito

とにかくゴールを目指して力を出し切って走ることを考え、それによりラストの4周目は惰性の様なスピードと走りになっていた。

f:id:mjun-1110:20180724103306j:plain
Photo by Hidehiro Ito

そして27位でゴール。
様々な思いはありますがチームの支え、皆さんの応援によりやり切ることが出来ました。
8年間応援していただき本当にありがとうございました。