UCI-class3 勢和多気国際クロスカントリーレースレポート

大会名:勢和多気ヤマジテカップ2017
期日:5月21日(日)
場所:三重県多気町/勢和の森MTBパーク
天候:晴れ(ドライ)
周回数:6周(4.8km×6周=28.80km)
時間:1時間28分31秒
順位:16位(69名出走/30名完走) +9分17秒
心拍:MAX177 AV167
パワー:NP290w
1周目 14分0秒 MAX174 AV165 NP334w
2周目 14分35秒 MAX177 AV170 NP287w
3周目 14分32秒 MAX176 AV169 NP283w
4周目 14分42秒 MAX177 AV169 NP285w
5周目 15分24秒 MAX175 AV166 NP275w
6周目 15分23秒 MAX172 AV162 NP274w

バイク:S-Woks Epic Carbon WC Mサイズ
フォーク:RockShox/SID WC 29 Bain 95mm travel (110psi)
リアショックユニット:FOX/Specializd remote Mini-Brain(180psi)
メインコンポーネント:SHIMANO XT
タイヤ :(F)Specializd FASTTRAK1.7ber (R)Specializd FASTTRAK 1.7ber
ヘルメット:OGKKABUTO/ZENARD(アクトイエロー)
グローブ:OGKKABUTO/PRG-5(レッド)

レースレポート
ここ勢和多気では2年振りの開催となる今大会。
前回大会では3位に入った大会という事で自分の中でも相性の良いコース。
コースは人工のセクションが各所にあり、キャニオンジャンプや獅子落としと言われる下りのセクション等がある中、呼吸が乱れている時に滑りやすくミスを誘発してしまう箇所が多いのでいかにスムーズにこなしていくかも必要になってくる。

f:id:mjun-1110:20170522192615j:imagePhoto by Hidehiro Ito 

ゴールデンウィークに開催された朽木山での大会に出場しなかったので前回大会の八幡浜から約1ヶ月開いた事になり、その間落ちてしまっているコンディションを上げしっかりと練習を積もうとしたが4月上旬から溜まり始めた疲労が溜まりに溜まり、反対にコンディションとメンタル共に最下層になってしまっていた。
少しは回復してきているが疲労が溜まっている状態で走れる程器用ではない。
だがレースはレース。
今回はUCIポイントを得られるレースという事で、今自分に必要なのはUCIポイントなのでそこを目標にスタートラインに立った。

スタート直後からコース幅が一気に狭くなり、コースの大半はシングルなので出来る限り前でレースを展開したい。
それなのにスタートから足に力が入らず気持ちと共に集団に埋もれてしまう。
ここまで気持ちと体が一致するのかと思いながら20番台で最初のシングルに入り、その時点で先頭集団が遥か先に見えていた。
最初から足と体が重く、まだ救いがあるのは登り区間が短いことによりなんとか乗り切る事が出来ているが今のペースを維持する事しか出来ない。
登りが短い事によりパックが出来やすく、10番前半のグループで3周回を走った。

f:id:mjun-1110:20170522192537j:imagePhoto by Hidehiro Ito
パックではシクロクロスを主に走っている選手、U-23から上がってきた選手、ベテラン選手等が入り混じりペースは安定せず混沌としていた。

2年前に行われた同大会では、レース中盤に最初の登りで足を思いっ切り回しペースを上げた事によりそこから一気に体が楽になったので、それを思い出し体に鞭を入れる為にも4周目の最初の登りでペースを上げてみる事に。
それが幾分良かったのかグループから抜け出し良いリズムに乗り始める事が出来た。
リズムに乗るとコースの見え方が一気に変わり、ペースが遅いと拾ってしまう凸凹が関係なくなり、ちょっとした登り返しも勢いでいけるようになる。
少し楽しくなってきた時にコース終盤の何でもない短い登りで滑って転倒しコーステープがサドルに絡まり再スタートに時間が掛かってしまう。
折角グループから抜け出したのにまた追い付かれ埋もれてしまった。
しかしペースを上げられたとはいえ疲労している状態では立て直す事が出来ずにズルズルとペースを落としてしまう。
レース中気温は高いが、しっかりと掛け水を貰う事とオフシーズンでのタイ合宿で暑さに慣れてる事により大分暑さに対し抵抗が出来ている。
しかしこの掛け水がなければ暑さにやられ、よりペースを落としてしまっていただろう。 

f:id:mjun-1110:20170522192228j:imagePhoto by Hidehiro Ito
その後は挽回する事は出来ずに16位でゴール。 

良かった事と言えばレース後3時間位滝の様に汗が吹き出し、止まっていた身体や新陳代謝のスイッチがONになった事。
これで少しは今週末の富士見は良くなるだろう。
7月の全日本と同じ会場となる富士見。
良いイメージで走り、それと伴い成績も出せるように。
是非応援よろしくお願いします。