CJ-1富士見(春)レースレポート

大会名:COUPE DU JAPON 富士見パノラマ大会
期日:5月28日(日)
場所:長野県諏訪郡富士見町/富士見パノラマリゾート
天候:晴れ(ドライ)
周回数:8周(4.3km×8周=34.4km)
時間:1時間59分55秒
順位:16位(81名出走/19名完走) +10分23秒
心拍:MAX168 AV161

パワー:NP298w
1周目 13分56秒 MAX168 AV162 NP360w
2周目 14分40秒 MAX168 AV162 NP296w
3周目 14分46秒 MAX168 AV162 NP304w
4周目 14分40秒 MAX168 AV162 NP298w
5周目 14分51秒 MAX168 AV162 NP295w
6周目 15分3秒 MAX167 AV161 NP286w
7周目 15分33秒 MAX167 AV160 NP272w
8周目 16分23秒 MAX164 AV156 NP257w
バイク:S-Woks Epic Carbon WC Mサイズ
フォーク:RockShox/SID WC 29 Bain 95mm travel (110psi)
リアショックユニット:FOX/Specializd remote Mini-Brain(180psi)
メインコンポーネント:SHIMANO XT
タイヤ :(F) Specializd FASTTRAK 1.7ber
(R)Specializd FASTTRAK 1.7ber
ヘルメット:OGKKABUTO/ZENARD(アクトイエロー)
グローブ:OGKKABUTO/PRG-5(レッド)

レースレポート
長丁場。
今回走ったエリートライダーのレポートには必ずこの3文字が入るであろうレースであった。
前戦の多気町からあっという間の1週間だったが、身体のスイッチが入ったことにより幾分身体の状態は良くなり、疲れている、という状況からは抜け出す事が出来始めた。

富士見のコースレイアウトが少し変わり、以前は登りの富士見であったが中央ゲレンデの最頂部の直登や、リフト下の直登が短くなり、よりスピーディーな展開になるレイアウトになっている。
しかしコース左の林の中は基本登りになるのでそこは変わらず。
下り区間は短い為、差がつきにくくテクニックというより単純な力勝負なコースである。
勿論成績もそうだが来月から始まる海外遠征の為、出来る限り苦しみ身体の状態を良くする事と、ここ最近は出来ずにいる貪欲に前を追う事を目的にしスタートラインに立った。

スタートはペダルキャッチも上手く決まり、ダンシングで進ませて身体は動いている。 

f:id:mjun-1110:20170529180111j:imagePhoto by Fujimi Panorama MTB park

8番手位で最初の下りに入り、息は切れているが集中出来ているので問題はない。
登り区間に入ってから数人に抜かれてしまい前との微妙な差が開いた中数人のパックのまま進む。
この1周はずっと息が切れていて、身体は良くなっているが心肺系はまだ追いついていないよう。
レースに休む区間などはないが、1周目を13分56秒掛かっているのだか休める区間はないので掛かった時間よりあっという間に1周を走り終えた。

しかし2周目に入る時によく考えたら1周を14分台となったら最低でも1時間52分掛かるのではないかとレース中冷静に考えてしまった。
これは長くなる。
だからといってペースを落とすことはないが上げることに若干躊躇してしまっているのは否めない。
ここが今の自分にとって一番足を引っ張っているところで、全てを引っ括めてメンタルの部分である。
2周目もあまり呼吸は落ち着かなかったが3周目からは落ち着きを取り戻せた。
だが取り戻せたというより落ち着いてしまったというのが正解だろう。 

f:id:mjun-1110:20170529174840j:imagePhoto by Ikiru Yasukawa

周りも同じ様な状況で、大体30分位を過ぎたところがまた重要になり、ここでもう一段階、ペースはそうだが気持ちを上げるともう一つ前のパックに行けるがまた落ち着いてしまった。

その反面落ち着いていることも一つではあるが目が良く見えて、石を一つ一つ見れることにより攻める事が出来、短い下り区間ではあるが毎周数秒のアドバンテージを得る事が出来ていた。 

f:id:mjun-1110:20170529174717j:imagePhoto by Ikiru Yasukawa

しかし得たアドバンテージを生かす走りが出来ずに前と追いついては離れ、後ろを離したのに追いつかれを繰り返して周回を重ねていく。
その後普段のレースの1時間30分を過ぎた7周目位から、補給は摂っていたがスピードが一段と落ちてしまっているのを感じる。
どうしてもこの富士見のコースは心肺より筋肉に頼って走ってしまい、心拍はいつもより5以上低くなっていて、足の筋肉が負荷に耐えられなくなっていた。
気持ちが切れかけていながらサイクリングのようなペースで2周回を走り、5年振りとなる2時間近いレースは16位で終えた。

また同じ様なレポートと順位で、頑張ってはいるが落ち着いている。
攻めている様で守りに入っている。
レースで出し切るという事がここ最近ずっと出来ていないが次戦は7月23日の全日本選手権
このレースでは出し切って成績を出したい。
暑い中応援ありがとうございました。